ヒコです。
人間ドック行って帰りに刺身イカを購入。
さばいてワタと日本酒を和えて塩を振り、塩辛作ってみました。
うーむ。日本酒が欲しい。
美味しい味じゃわい。
んで件のバーチャルシンガー。
初音ミクの体験版。
10日程使ってみていろいろ、考察なぞ。
昔のボクはオールインワンシンセの小さな液晶で打ち込みをしていました。
途中、長いブランクを経てまた打ち込みを始めた時の浦島状態をボクは覚えております。
『DTM』が『DAW』という言葉にメインストリームを譲り、10年前はウン十万出さないと手に入らない機材の機能が当然の様にバンドルされている。
音楽から離れる前に最後に買った機材であるVS880は、個人ユーザーのデジタルレコーディングの幕開けの旗手であり、20万を超える価格すら、その機能を持ってすれば安いと感じていたハズなのに、今ではフリーソフトですら、デジタル録音を当然の様に行えてしまう。
その変換の時に同席していたら、どんなに興奮しただろうかと。
でも、その興奮も多分、期待が現実になったという興奮であり、待っていた機能が遂に搭載された喜びなんですよ、多分。
もっと発音数が増えて欲しい。
もっとリアルな音が欲しい。
もっと綺麗な音で録音したい。
もっと快適に打ち込みたい。
欲求の方向性が概ね一定というか。
良くも悪くも知識と想像の範疇を超えない様な。
『〇〇がスゴくなったみたいな』
『〇〇が便利になったみたいな』
『〇〇と××のイイトコ取りみたいな』
ついそんな形容詞を無意識に。
(や、何様だオレ…)
んでバーチャファイター。
じゃなくてボーカロイド。
歌を打ち込むって発想は正直無かったです。
喋るソフトなら有ったけど、正直飛び道具としか思えなかったし。
歌としてトラックに乗せられるクオリティってどうなのよ!!
なんか側頭部を鈍器でガーン!ってやられた様な衝撃でした。
歌声と楽器の音の決定的な違いは、同じCの音でも、声は最低50音必要、とか、発音どうすんだ、とか、挙げればキリが無いので夢想するのもやめちゃってたワケですよ。
んで今回、ボーカロイドが2になって初音ミク。
各所で異常な盛り上がりを示すのも頷けます。
パッと耳にした時に、
リアルなピアノよりも、希少なビンテージシンセよりも、
やっぱ声の説得力の方が攻撃力も求心力も強いですよ。
それが1万5千円。
DAWの裾野を一気に切り開いて打ち込みって何?なユーザーすら取り込んだこの商品。
先月末には既に2万本超を売り上げているらしいですよ。
この音源に歌わせる為にDTM環境を初めて整えた、なんてブログもよく目にします。
DTM復帰組も数多いみたいです。
ネット発端で火がついたコトにより、ニコ動やYOUTUBEでも『オリジナルを歌わせてみた』みたいなのが増えています。
発表の場や媒体含め、DTM、DAWの有り様がこれからもっと変わって行くのでしょうね。
なんて大きな転換期!!
期待を込めずにはいられません。
…まぁ…ボクのは体験版なんだけどさwwwww